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DeNA Automotive MEETUPレポート 〜Androidエンジニアが座談会で打ち明けたDeNAでの働き方や苦労話〜

DeNAオートモーティブ事業部のメンバーが、リアルな話を本音で語るDeNA Automotive MEETUP。4回目となった10月8日のイベントでは、「MOV開発メンバーのリアルシリーズ〜Androidエンジニア編〜」と題し、タクシー配車アプリ「MOV」に携わる4人のAndroidエンジニアが登場。メンバーならではのエピソードを、座談会形式で打ち明けました。

事前に設けられたテーマは3つ。「1.働く環境・体制の話」「2.実際起こった苦労話」「3.DeNAだからこそ積める経験の話」。一体どんな話が飛び出したのか、当日の模様をレポートします。

(メンバー紹介)

松山純也
2011年9月入社。グループリーダーとしてメンバーを率いる。

諏訪村夏彦
2018年2月入社。タクシーを利用する一般向けのMOVアプリを担当。

空中清高
2018年5月入社。広告などを表示する後部座席タブレット用のAndroidアプリを担当。

三輪智也
2017年11月入社。タクシー乗務員様が使用するAndroidアプリを担当。

デイリースタンドアップとSlackで、悩みをフォローする組織に

まず話に上がったのが「1.働く環境・体制の話」。MOVのチーム体制は、タクシー乗務員用の端末を作るチームと、一般のお客さま向けのアプリを作るチームで分かれているとのこと。

ただし、実際の開発体制は案件や機能ごとにチームを組んで開発している模様。また、新機能を開発するプロセスについては、マーケティングの一環として、キャンペーンに合わせた機能追加の要望が上がる場合や、タクシー事業者やタクシー利用者の声を参考にする場合など、いろいろな形があるようです。

多様なステークスホルダーの考えが入ってくるので、どの優先順位でプロダクトを作るか、その点が難しいとのことでした。

特に座談会で盛り上がったのは、日々のチーム内コミュニケーションについて。MOVのチームはデイリースクラムを取り入れており、毎日決まった時間にチームで30分ほど話しているようです。

同じAndroidエンジニアでも得意分野はさまざまなので、その場で困ったことを話すとすぐに解決法を教えてくれたり、「あの人に相談してみれば」とアドバイスしてくれたり。大切な時間になっているとの話でした。

さらに、Slackでのコミュニケーションも活発で、「自分のチャンネルを作っているメンバーがほとんど」とのこと。ツイッターのように日々つぶやいている人も多く、困ったことや悩みを上げるとすぐにアドバイスが来るようです。このスラックの影響で、「入社してからツイッターをやらなくなった」と話すメンバーもいました。

机上ではうまくいっても…リアルならではの苦労話とは

続いてのテーマは、「2.実際起こった苦労話」。ここでピックアップされたのは、リアルなサービスならではの大変さ。デジタルの世界で閉じず、実際に動いているタクシーや機器と連動しているからこそ、難しさがあったようです。

たとえば、「開発する中で、机上では問題なく動作していても、実車のタクシーでテストすると動かないケースが出た」とのこと。MOVはタクシーの位置情報をつねに取得していますが、車両は移動しているため、電波が悪くなると挙動が不安定になるケースもあったようです。それらも都度修正をして、ローンチに至りました。

ちなみに、ローンチ前のフィールドテストでもリアル特有の意外な悩みが……。というのも、車に乗りながらアプリの動作を確認するため、“車酔い”は避けられなかった様子。適時休憩時間を設けたり、車酔い止め薬を飲むなどして、クリアしていったとのことでした。

IT企業の中でも、DeNAオートモーティブが「珍しい」理由

最後に、「3.DeNAだからこそ積める経験の話」へ。ここで挙がったのは、MOVのシステム的な特徴と、それを開発するエンジニアのスキルについてです。

MOVはお客さまのアプリだけでなく、乗務員用のアプリと、タクシーメーター、さらには後部座席に設置してデジタルサイネージや各種コンテンツを楽しんでいただく「後部座席タブレット」など、いくつものプロダクトが連携して動いています。

これだけいくつものプロダクトが通信し合い、連携するシステムに携わることは「あまりない」とのこと。通常のAndroid開発は1つのアプリで完結することもあり、「このようなスキルを身につけられるのはMOVならでは」と全員が口を揃えます。

また、DeNAはIT企業ですが、「その中で、これほど官公庁や行政とやりとりしたり、日本の歴史ある企業とアライアンスを組んだりするところは無いのでは」との発言も。一方、「モバゲーなどで培った柔らかいUI/UX、エンタメ要素を作る力もある」とのことで、両面があるところに価値を感じているようです。

こういった話を経て、座談会は終了。その後は、登壇メンバーが会場に散らばり、参加者と自由に話し合う懇親会へ。より具体的な開発の裏話を話すなど、深いコミュニケーションが繰り広げられていました。

MEETUPは、今後も定期的に開催されていく予定。実際に起こったエピソードやリアルな話など、現場ならではの体験を共有していきます。